【高松移住下見旅行③】フェリー「あおい」体験と明石のリアル|理想を疑い、現実を見る旅の終着点

家購入

■この記事はこんな人におすすめ

  • フェリーでの移動手段に興味がある
  • 明石エリアへの移住を検討中
  • 地方移住の最終判断をどう下すべきか迷っている

■フェリー「新船あおい」搭乗レポ|進化してる?と思いきや…

高松での下見を終えたあと、帰りの神戸行きの新船フェリー「あおい」に乗船。

新しくなったとは聞いていたけど、いざ乗ってみると──

▶ 「揺れは少ないけど、振動は健在」

前評判通り、波による揺れは少ないです。

が、「細かいマッサージのような振動」が船内全体に伝わっていて、神経質な人には寝づらいかも。

しかも今回は布団なし・シーツのみの仕様。

深夜便は「寝るだけ」になるので、快適さを求める人には向きません。

▶ 地味に面倒な「210円バス」と「チェックアウト事情」

神戸港から三ノ宮駅までバスに乗るには210円の運賃が必要です。

ICカード不可・釣り銭なしなので、事前に準備しておかないと地味に詰みます。

さらに朝のレイトチェックアウトをすると、迎えのバスがないという罠もあるので注意が必要です。

「深夜便ユーザーは自己責任」な雰囲気が少しだけありました。

■高松の次に気になっていた明石方面。大蔵海岸公園へ|景色は最高、でも「住む」となると…?

朝早かったこともあって、ほぼ貸し切り!

神戸に戻った翌朝は、朝霧駅から大蔵海岸公園へ。

瀬戸内海を一望できる、素晴らしい海の景色──が、しかし。

▶ 海の近く=理想?実はコストが重い現実

「この景色の中で暮らせたら…」としばし夢想。

でも冷静になると、オーシャンビュー物件は大体どこでも高額な傾向、さらに塩害や風災リスクも高い。。。

見た目の良さと住み心地は必ずしも一致しない。

「住むこと」と「眺めること」の違いに、改めて気づかされました。

■明石駅周辺をチェック|利便性は高い、でも「ときめき」は薄め

明石も移住候補地としてチェック。

たしかに駅前の便利さ、商業施設の多さ、交通アクセスは超優秀。

ですが、率直に言ってしまえば──

「住んでもいいけど、住みたいわけじゃない」

そんな印象。

「ここしかない」という決定打には、正直欠けていました。

■旅の総括:移住は見送り。「夢」と「現実」の差に納得できた旅

最初は、「瀬戸内海を望む平屋の家」に強い憧れがありました。

でも、今回実際に訪れて、歩いて、泊まってみて──

▶ 見えてきた「現実」

  • 景色は綺麗でも、飽きる可能性は高い
  • 地方の街は、駅から離れると一気に不便
  • 引っ越し・転職・家を建てるコストが割に合わない

▶ 「ちゃんと見に来て、本当によかった」

あれだけ憧れていた高松と明石。

でも「現地に行ってみて、理想とズレていた」と自覚できたことは、決して無駄ではない

どこかで納得しないまま移住していたら、もっと大きな後悔が待っていたかもしれない

■今回の旅を通して学んだこと

気づき内容
実地調査の重要性SNSや地図ではわからない「空気感」がある
拠点確保の安心感ホテルを取っておくと、心身ともに楽
「景色」と「生活」は別物目に見える理想より、毎日の積み重ねが大事
ポイント活用の有用性宿代が浮くだけで行動の選択肢が広がる

■今後について

今回は移住を見送る判断に至りましたが、次の旅や選択肢も視野に入れています。

「暮らす場所を考える」というのは、一度で終わるものではなく、人生を通して続くプロジェクト。

また別の地域を見に行くときは、記事にまとめていきます。

■あとがき

「夢を現実にする」のは素敵なこと。

でも、「現実を受け入れて夢を軌道修正する」のもまた、大人として大切な選択だと思います。

今回の高松&明石旅行、結果は「移住しない」でしたが、それが最大の成果だったのかもしれません。

これにてシリーズ完結となります!ご覧いただきありがとうございました。

次回は「移住候補の選び方」や「地方暮らしを検討するための情報整理術」などをテーマに書いてみようと思っています。

興味があればぜひチェックしてください!

タイトルとURLをコピーしました